apnea report

ライター/エディター 野田幾子が綴る
アプネア(フリーダイビング・潜水競技)の記録
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Oct 15

WC_Italy:DYN予選2日目結果・清水/廣瀬

 

【清水奈都紀 申告151m 結果155m イエロー(これまでの公式記録151m)】

■廣瀬選手に「ライバル」と言ってもらえてうれしい


グラブ(顔が水面にすべて出るより先に手がl水上でプールの縁に触れること)でペナルティを取られてイエローカード。悔しいなぁ。しかし自分が経験が浅い。ペナルティもそうだが、英語のカウントに面食らったり、体調が芳しくない中でも競技をやった経験は今後生きると思う。

フリーダイビングのトレーニングを本格的に始めたのは昨年の3月。廣瀬選手が講師を務めるドルフィンスイムスクールで、フリーダイビングをやりたいと要望を出したのがきっかけ。

初めての世界大会で学ぶことばかり。本番前にほかの国の選手はどんなウォーミングアップをしているのか。国によってプールの水温が違うし、ウォーミングアップ中に水に浸かる長さも違う。おいしいものを食べている自分を想像しながら、または上がったときのイメージを持ちながらという人もいる。そういったことを聞いて、自分は何を考えようか自分に相談したりして。

私は廣瀬選手の背中を見て、ひたすらくっついてきた感じ。なかなか追いつくことができない。人一倍がんばらないと。私は専門学校の1年生なので、廣瀬選手が仕事しているときにガーッと練習したりしてね。先日、廣瀬選手に「ライバル」と言ってもらえた。本当にうれしかった。

【廣瀬花子 申告155m 結果166m(これまでの公式記録177m)】

■決勝で日本新記録を狙う。ギリギリまで持って行きたい

風邪をひいてしまい、のどが痛いが徐々に回復してきた。朝泳いでみた感触が、現地入りしてから一番気持ちよかった。プールもあまり冷たくなく、身体になじんでいた感じ。

今日は緊張というのではないが、心臓の鼓動がわかった。心拍数が落ちなくて。あーだめだな、こんなんじゃと思っていた。集中しようにも集中できなくて。しかしウォーミングアップゾーンに入ってからは、集中できなくてもいいじゃんと開き直れた。こんなところで集中しないでサクッとやって終わろうと。そしたら気が楽になって。

記録は、狙っている。ファイナルでやろうと思って。申告は、DNFを「ゴーゴー!」なノリで55mで申告したので、DYNもそろえて(笑)。競技中にこの距離を越えたとき、あとどれくらいいけるかなと考えながら泳いでいた。まだ余裕のあるところで浮上。

一緒に練習している清水奈都紀ちゃんが伸びてきてくれてとても頼もしい。今回の予選では、自分の前にダイブを成功したのをみてホッと安心できた。ファイナルは自分をギリギリまで持って行きたい。

【米山美弥子 オープナー 結果119mイエロー(グラブ)】

自分はスタティック(STA)だけの出場だが、それだけでは寂しかった。世界大会で自分の身体で、自分のフィンで泳ぎたかったので、現地で空気を見て立候補とは現地に到着する前から考えていた。

スタート地点に立ってから君が代を歌った。2011年に日の丸をつけて世界に出るというのは、一番下の記録で世界大会にきた私が言うのもおこがましいけれど、何か意味のあることだと思って。皆でそろって歌いたいと思ったが競技で忙しいので、一人ででもやろうかと。歌いながら、とても幸せな気持ち。ナーバスに集中するのででなくハッピーに集中できたので。

世界大会へ来る前に公私共々大変なことがあったが、周りの人たちが皆励ましてくれた。こんなに励まされたのは初めて。日本が元気になる、私の身の回りの人から元気になる泳ぎを自分がしたかった。


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